防災ラジオが乾電池の液漏れで壊れていたので、乾電池駆動できるラジオを購入しました。
ELPA ER-H200T AM/FM/SW
こう見えてデジタルチューナーです。
意外に感度が良く、今まで外部アンテナを立てないと受信できなかった地元FM放送、さらには遠方のAM放送まで受信できました。
災害時の情報ツールとしてのラジオ
思い起こすと、私にとって東日本大震災の際にたいへん役立ったのは、Twitter(現:X) と 地元民放のAMラジオです。
NHKはテレビもラジオも同じニュースを繰り返すばかりで、あまり役に立たなかった記憶があります。
(NHKは自分たちが受信料を庶民からむしり取る言い訳として、災害時には必要だからと言いますが、どうですかね)
その点地元の民放ラジオは、名物アナウンサーがリスナーから届いた、どこのスーパーでなにが買える、とか、どこの道路が通行止めだ、とか、ガソリンスタンドの店長さんからの話、といった地元に密着した情報を紹介しながら、みんなで励まし合う番組構成で、聞いていた人たちは希望を持って辛い時間を過ごすことができたように思います。
Twitterは偽情報ばかりになってしまっただけに、地元民放ラジオこそ災害対策としても、ずっと続いて欲しいものです。
ELPA ER-H200T について
特徴
●デジタルチューナー内蔵で聴きやすいクリアな音質
●SW(短波)放送も聴ける
●大音量で聴ける大型9cmスピーカー
●選んだバンドがわかるランプ表示
●持ち運びやすいハンドル付
●わかりやすい日本語表記
●選局しやすい大きな表示と大きなツマミ
●乾電池(別売)とAC電源コード(付属)の2電源対応
仕様
■同調方式:デジタル同調
■受信周波数:AM:522~1620kHz FM:76~95MHz(ワイドFM対応) SW:3~18MHz
■スピーカー:直径90mm 丸型 6Ω 2W
■出力端子:φ3.5mmミニジャック ※音声はモノラルです。
■電源:DC4.5V 単一形アルカリ乾電池×3本(別売) / AC100V 50/60Hz
■消費電力:5W
■外形寸法(約):幅219×高さ121×奥行87(mm)
■質量:約630g(電池除く)
■付属品:AC電源コード(約1.5m)
■電池持続時間(JEITA):スピーカー使用時: AM 約200時間/FM 約210時間/SW 約200時間
イヤホン使用時(目安):AM 約360時間/FM 約380時間/ SW 約360時間
※アルカリ乾電池使用時 ※電池の性能、使用条件により電池持続時間は短くなる場合があります
ELPA ER-H200T レビューのようなもの
受信感度について
上にも書きましたがAMとFMは意外に感度が良いです。
生産中止になってしまったSONYの名機とされる ICF-801と同じくらいあるのではと感じました。
私の家でのER-H200Tでの受信状況は以下の通りです。
FM
地形的に外にアンテナを立てない限り入らなかったのが、ロッドアンテナで十分入ります。
AM
AMは地元のラジオは、もともとよく入る地域ですが、
昼間はアンテナを工夫する(後日書きます)ことで、関東キー局が受信できています。
夜は今まで入らなかった遠方のラジオ局もノイズは多いですが、受信できました。
受信できたAM放送
- HBCラジオ(北海道)1287 kHz
- STVラジオ(北海道) 1440 kHz
- TBCラジオ(宮城) 1260 kHz
- CBCラジオ(愛知) 1053 kHz
- 東海ラジオ(愛知) 1332 kHz
- ABCラジオ(大阪)1008 kHz
- MBSラジオ(大阪)1179 kHz
SW
短波は残念ですが、室内ではラジオNIKKEIでも難しいです。
音質について
最近のラジオはこもったような音の機種が多いです。
SONYの ICF-506 (ER-H200T の倍の値段)ですら、そのようなレビューがあります。
しかし、この ER-H200Tは声が自然に聞こえて、聞き疲れしません。
操作性は… 慣れが必要
チューニングするときは、周波数がデジタル表示されるわけではないので、ダイヤルを少しずつ回して合わせることになります。
加えて、受信したときにLEDが光る仕様になってないので、耳を頼りに合わせていくことになります。
まとめ
ELPA ER-H200T は、コスパと感度や音質に優れているラジオです。
災害時だけでなく、普段使いにRadikoより聞いてしまうかも…
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