安眠用に最近ニトリで買ったアロマディフューザーをエッセンシャルオイル(ラベンダー)と一緒に使い始めました。
嗅覚の衰えは、認知症の前兆という説もあるようです。嗅覚を鍛えることで予防になるかも…。
ニトリのアロマディフューザーについて
方式:超音波式振動方式
定格消費電力:5.3W
外形:直径 9.7cm 高さ 12.2cm
電源:USB電源
運転時間:連続3時間、 間欠6時間
照明:LED 6色変化 キャンドルモード付き
価格:1,990円(税込み)
使用範囲:5畳程度の広さ
機能もシンプルで格安です。
良い点
- とにかく安い
- 加湿器代わりになる?
- 火を使わないので安全
- すぐに蒸気が出てくる
- LEDが6色に変化するのが癒される
うーんと思う点
- カバーを取ると水滴がたくさん付いているので周囲を濡らしてしまう
- 香りにムラがある
香りのムラについては、エッセンシャルオイルを入れたばかりのときは強く香るのですが、少し時間が経つと香りがかなり薄くなってしまいます。
水とエッセンシャルオイルは混じり合わないので、仕方がないことかと思います。
肝心の安眠効果については、個人差があると思いますが、私には少し寝つきが良くなったようです。
以下はアロマディフューザーについて基本事項を調べたものです。
(長いので飛ばしてください)
アロマディフューザーについて
アロマディフューザーは、エッセンシャルオイル等の香りを空間に拡散させるための器具です。
アロマディフューザーは、その香りの拡散方式によって、超音波式、気化式、加熱式、噴霧式(ネブライザー式を含む)などに分類できます。
これらの方式は、電気を使用するものと、電気を使用せずに自然の原理を利用するものに大別できます 。
1.超音波式
超音波の振動によって非常に細かいミストを生成することで、香りを空間に拡散させる仕組みになっている。
市販されているアロマディフューザーの主流。
利点
・火を使用しないため安全
・比較的安価なものが多い
・香りの拡散速度が速い
・熱を加えないのでアロマオイル本来の繊細な香りを保つ
・動作音は静か
・タイマー機能やLEDライトなど機能のバリエーションが豊富
・室内の乾燥対策として加湿効果も期待できる
・他の方式より精油の消費量が少ない
欠点
・カビや雑菌の繁殖を防ぐために、定期的な手入れが必要
・香りの濃度が使用中に一定ではない
・定期的な水の補充やアロマオイルの追加が必要
・加湿範囲は限定的
2.気化式
気化式アロマディフューザーは、アロマオイルが自然に気化する現象を利用して、香りを空気中に拡散させる仕組みを持つディフューザーです 。
気化式には、主にリードディフューザー、アロマストーン、送風式(ファン式)の3つの種類があります。
1)リードディフューザー
アロマオイルが入ったボトルに、アシやラタンなどの素材でできたスティック(リード)を挿し込むことで使用します。
リードの先端がオイルを徐々に吸い上げ、その表面からアロマオイルが気化して、ゆっくりと香りが拡散していきます。リードの本数を調整することで、香りの強さや持続時間をある程度調整することが可能です。
利点
・電気代不要
・火を使用しないため安全
・比較的安価なものが多い
・メンテナンスが簡単
・エッセンシャルオイル本来の自然な香りを楽しむことができる
・置く場所を選ばない
欠点
・香りの拡散力や持続性が弱い
・香りを途中で変えられない
・オイルが酸化しやすい
・リードスティックに埃が付着しやすい
2)アロマストーン
珪藻土や素焼きの石膏などの多孔質素材でできたストーンに、直接アロマオイルを数滴垂らして使用します 。ストーンに染み込んだオイルが徐々に気化することで、周囲の限られた範囲に穏やかな香りが広がります。
利点&欠点は、リード・ディフューザーとほぼ同じ
3)送風式(ファン式)
送風式(ファン式)は、不織布などのパッドにアロマオイルを染み込ませ、内蔵された小型のファンで風を送ることで、オイルの気化を促進し、香りを拡散させる方式です。
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利点
・火を使用しないため安全
・水を使わないので超音波式よりメンテナンスが簡単
・エッセンシャルオイル本来の自然な香りを楽しむことができる
欠点
・内蔵ファンの音が気になることがある
3.加熱式
加熱式アロマディフューザーは、アロマオイルをキャンドルやランプの熱によって温めることで、その香りを空気中に拡散させる方式。アロマポットやアロマランプとも呼ばれます。
利点
・安価(キャンドルタイプは100均で売られていることも)
・キャンドルやランプが間接照明となって癒し効果がある
・メンテナンスは簡単
・音がしないので、静か
欠点
・やけどや火災のリスク
・香りの拡散力が弱い
・熱によってオイル本来の香りが損なわれるかも
4.噴霧式/ネブライザー式
噴霧式アロマディフューザーは、水や熱を一切使用せずに、アロマオイルを微細な粒子状にして空気中に直接拡散させる仕組みになっています。
この方式の代表的なものとして、ネブライザー式が挙げられます 。
ネブライザー式では、アロマオイルのボトルを本体に直接セットし、内蔵されたポンプやモーターが生成する空気圧を利用して、オイルを非常に細かい霧状の粒子に変換し、空気中に噴霧します 。
一方、アロマドロップ式と呼ばれる方式では、ツボ型のガラス容器などに精油の原液を直接垂らし、本体に内蔵されたポンプの力によって精油を霧状に噴射させます 。
利点
・水で薄めず直接噴霧するので、オイル本来の豊かな香りが楽しめる
・カビや雑菌が繁殖しにくく衛生的
・すぐに香りが広がる即効性
・部屋全体など広い範囲で楽しめる
欠点
・他の方式に比べて、機器の値段が高め
・アロマオイルの消費量が多くなるのでランニングコストも高くなる
・動作音がする うるさいかも…
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感想
超音波式は安価で使いやすいですが、香りの面でそのうち物足りなくなりそうです。次は、水に薄めずオイルを噴霧するネブライザー式が欲しくなりました。